昨日は学科を3時限聞き、技能教習も2時限という
忙しい1日でした。
技能教習で
今回の担当教官は誰かなと思いながら車の横で待っていると、
そこにやってきたのは
スキンヘッドのおじさん。
優しい目をしているけど、怒ったらものすごく怖そう・・・
なんて思いながら教習開始。
そのおじさんは自分でも言っていましたが、真面目な人で
いろいろなことを教えてくれました。
まず、
「路面の白線は平らで2Dだけど、
白線のところに壁があると思って3Dとしてとらえなさい。」
とのこと。途中で理解に苦しむところがいくつかあったのですが、
私が納得するまで丁寧に説明してくれました。
そして、
「まわりの景色を見なさい。」
と言われました。
おじさん:「そこの駐車場をよく見てごらん、たまに車の中で寝てる人いるから。」
私 :「え?い、いません。」
おじさん:「あの3つのマンション見えるよね。そこには赤い車止まってるよね。」
私 :「あ、はい。3つあります。車もそこに(見えます)。」
おじさん:「そうだねー、見えるよね。
ほら。カーブすごい上手に曲がれたじゃん。」
私 :「あれ?ホントだ(笑)」
私は今まで路面ばっかり見ていたということに気づかされました。
人はまわりを見て総合的に距離感を判断するのだから、
下ばかり見ていてはダメだと おじさんは教えてくれました。
さらに、
「他の教官は教本なんて使わないでしょう。口だけで説明しているし、
教官によって言ってることが違うから分からなくなるでしょう。」と。
まさにその通りです。こないだの教官はこう言ってたのになぁと
思うことがよくあります。
また、こう言っていました。
「他の教官は、『はい、アクセルそこで踏んで。そこでブレーキかけて。』とか言うけど、
それに従っているだけではただのロボットと同じでしょ?
それに、僕はたくさん質問を投げかけて、みんなに考えさせるようにしてるの。
それが学習ってもんでしょ?違う?」
なるほどー。
私はその時間でだいぶ考え方が変わりました。
ありがとう、おじさん。
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